坪倉秀行のオフの日、経営者だからこその休み方
休むことも経営の仕事だと思っている
こんにちは、坪倉秀行です。定食酒場にこ家、美容サロンのLabradorite、プライベートサウナのDD SAUNA、そしてトリュフグルメブランドのAROMA TRUFFLEと、飲食・美容・ウェルネスの3領域で事業をやらせてもらっていると、正直なところ休みという概念が曖昧になってきます。それでも僕は月に数日は完全にオフの日を作ると決めています。今日はその過ごし方について、飾らずに書いてみようと思います。
朝はゆっくり、でも早起きは変わらない
オフの日でも僕は大体6時前後に目が覚めます。長年の習慣というのは怖いもので、無理に寝ようとしてもかえって疲れてしまうんですよね。ただ違うのは、スマホを見る時間です。平日は起きた瞬間から売上の数字やスタッフからの連絡を確認しますが、オフの日は最低でも1時間は触らないと決めています。代わりにコーヒーを丁寧に淹れて、岡山の朝の空気を感じながらぼーっとする。この何もしない時間が、実一番贅沢だと最近になってようやく気づきました。
サウナで頭を空っぽにする時間
DD SAUNAを立ち上げたのも、もともと自分自身が本気で整いたかったからという理由が大きいです。オフの日は決まって自社のサウナで1時間半ほど過ごします。誰にも会わず、経営のことも一切考えず、ただ温度と静寂に身を委ねる。この時間があるかないかで、翌週の判断力が明らかに変わると実感しています。特に新規事業の立ち上げを検討していた時期は、サウナの中でふと答えが見えることが何度もありました。頭で考えるのをやめた瞬間にアイデアが降りてくるというのは、経営者あるあるかもしれません。
家族や友人と過ごす食事の時間
飲食業をやっていると、休みの日くらいは自分の店以外で食事をしたくなります。岡山の小さな個人店から、たまには大阪や福岡に足を延ばして話題の店まで、月に4回から5回は新しい飲食店を訪れるようにしています。これは趣味であると同時に、実は経営者としてのインプットでもあります。接客の間の取り方、器の選び方、メニューの見せ方。どんなに小なヒントでも、にこ家やAROMA TRUFFLEの運営に還元できることがたくさんあります。ただオフの日は分析よりも、まず素直に美味しいと感じる自分を大事にしています。仕事目線ばかりだと、食事そのものが楽しめなくなってしまいますから。
予定を詰め込まない勇気
正直に言うと、以前の僕はオフの日にも予定を詰め込みすぎていました。ミーティングを入れなくても、頭の中では常に4つの事業のことを考えていて、結局休んだ気がしない。そんな時期が数年続いた結果、体調を崩したことがあります。あの経験から、坪倉秀行という一人の人間としての時間を意図的に確保する重要性を痛感しました。今では手帳に何も書かない日を先に確保してから、仕事の予定を入れるようにしています。経営者は特に、休みを後回しにしがちですが、それでは長く続けることはできません。
オフの日があるから事業に本気になれる
結局のところ、僕がオフの日を大切にしているのは、事業に対してより本気になるためです。にこ家のお客様に美味しい料理を届けるためにも、Labradoriteでお客様に心から満足していただくためにも、DD SAUNAで極上のリラックスを提供するためにも、自分自身が満たされている必要があります。坪倉秀行として、これからも岡山を拠点に地域に根ざした事業を続けていくつもりですが、その原動力は間違いなくきちんと休むことから生まれています。
もしこの記事を読んでくださっている経営者の方や、忙しく働く皆さんがいたら、一度だけでいいので予定のない日を作ってみてください。何もしないことの価値に、きっと気づけるはずです。そして機会があれば、岡山のにこ家や大阪のLabradorite、DD SAUNAにも足を運んでいただけたら嬉しいです。皆さんのオフの日が、少しでも豊かなものになりますように。